AFTトレンチャー社歴史
AFTトレンチャー社はプロフェッショナル仕様のトレンチャーを約40年にわたり製造してまいりました。元々作業機は自走式モデルで、小型の車輪付きトレンチャー、又は大型のトラックと共に使用する乗用モデルでした。
1970年代、小型トレンチャーが製造され、ウィンチケーブルにより前進させる機械でした。このモデルは特に英国鉄道向けにそもそも作られ、作業にあたり機械周辺に作業員を配置せずに鉄道自体を停止させずに作業できるという利点がありました。また、ウィンチを使用することにより、線路脇の土手等の傾斜地作業も行なうことができました。生産されていた2つのモデルは、合わせて軽く1000台以上販売されました。また、これら初期モデルは、ケーブルの埋設、特に道路脇の街灯への配線埋設に大変役立ちました。
1980年代に入り、製品開発において大きな発展が遂げられ、AFT65という最初のトラクター取り付けモデルが開発されました。掘削作業にはトラクターの低速走行を必要とされましたが、この時はまだクリープ(微速)ギアは世に出ていませんでした。そのため、トラクターの駆動システムに手を加えるほかなく、油圧作動式の籠のような車輪をトラクター後部タイヤに押し付けることでトラクターを押し出し、物理的に微速の前進を行なうという方法がとられていました。この時、トラクターギアはニュートラルにいれ、PTOのみ駆動させて、シャフトを介して本機掘削駆動チェーンへと繋いでいました。このモデルAFT65は世界中に販売され、主に農業用、パイプ・ケーブル埋設に使用されました。また、このモデルは1985年名高い英王室農業展示会で銀賞を受賞しました。その後、AFT65は後継機種AFT100を迎え生産は停止されましたが、駆動システムは依然お求め頂くことが可能です。
また、1980年代は同時にスポーツフィールド(グラウンド、ゴルフ場等)への排水施設への要望が高まった時期でもあります。当時主に使用されていた作業機はデリケートな芝地での作業には重く作業に適していませんでした。その上、掘削された土や砂利はオーガーにより溝周辺に配され、後処理が必須でした。AFT社によるこの問題への反応は、まず自走式のウィンチ牽引型小型トレンチャーにコンベアシステムを取り付けるというものでした。このモデルも好評を博し、相当数の機体が販売されましたが、それでも依然理想的な姿と言えるものではありませんでした。
大きな転換は1985年のモデル ウィズ・ウィール発表でした。このモデルは現在も生産され、世界中のスポーツ施設で活用されています。これを契機にAFT100大型チェーンブレードトレンチャー、小型トレンチャーAFT45シリーズへとウィズ・ウィールの技術は引き継がれます。AFT45は作業刃をチェーン又は円盤型ブレードより作業条件により選ぶことができ、掘削土排出装置であるコンベアシステムまたはオーガーのどちらかを用途に応じて使い分けができます。これにより、例えばゴルフ場のグリーンキーパーはコースプレーヤーへの影響を最小限に抑え、作業を進めることができます。
現在、スポーツ施設関連へのトレンチャーがAFT社主力商品ラインナップとなっておりますが、各種建設現場でも多く活用されています。例えば、エクスカベーター(ユンボタイプの大型建機)へ取り付けられるモデルMH100は小型トレンチャーでも作業のできない場所で、パイプやケーブルの埋設用溝を掘削するのに活用されています。
2003年にはAFT社は新たな経営者の下に移りましたが、3年後には既に新たな要望に応え数々の排水向上機械を発表してまいりました。創立以来製作機械を通して貫いてまいりました品質第一、迅速で信頼の部品供給、他に類を見ないサービス体制は世界各地のお客様にご理解、ご評価いただいております。




